結び昆布はおでんに欠かせない定番のおでん種。昆布の出汁がおでんの味の深みを増す手助けとなる。「昆布巻き」と呼ぶこともあるが、基本的に昆布巻きは昆布をかんぴょうで巻いたもの、結び昆布は昆布自体を結んだものとして区別されることが多い。しかし、おでんの結び昆布は単に「昆布」と呼ばれることのほうが多い。
低カロリーで非常にヘルシー、入っていないと今ひとつおでんらしさが出ないため、安定した人気である。
なお、三陸海岸の塩蔵昆布を使用した結び昆布の作り方を「おでんの昆布の結び方」という記事で紹介しているので、あわせてご覧いただきたい。
マルイシ増英の昆布
マルイシ増英の昆布は東浅草の戎屋物産の落石昆布を使用し、一本ずつ丁寧に手で結んでいる。
蒲吉商店の昆布
蒲吉商店の昆布は10本で200円という破格の値段。つまり1本20円だ。
丸忠かまぼこ店の結び昆布
丸忠かまぼこ店の結び昆布は、他のおでん種やさんのものより大きめで、良い出汁が出そうだ。
太洋かまぼこ店のこんぶ
太洋かまぼこ店のこんぶは小振りで食べやすい。釧路東部のさおまえ昆布を使用している。
大阪屋の結び昆布
蒲重蒲鉾店の結び昆布
蒲元のこぶ
神茂の結び昆布
神茂の結び昆布はパッケージングされて大手量販店で販売されているため使いやすい。結び目も大きめで食べ応えがある。