港区白金の松月のおでんなべ焼うどん

港区白金にある松月(港区白金5-7-12)で、おでんなべ焼うどんを味わった。松月は港区立白金の丘学園小学校の目の前にある地元密着型のお蕎麦屋さんだ。

東京都港区白金:松月

メニューには「おでんなべ焼うどん(季節)」と書かれており、訪れたときは春の暖かい時期だったために断念してほかのお蕎麦をオーダーした(美味しかった)。しかし、会計時に質問してみると「まだしばらくの間は提供している」とのことだったので、翌日に再び訪問した。

東京都港区白金:松月

おでんそばやうどんを扱っているお店はいくつもあるが、鍋焼きにしているお店は数えるほどしかない。おでんは鍋料理なので、これは絶対に美味しいと思って再訪したら、お店の皆さんはにこにことしながら「念願のおでんなべ焼うどんを食べられますね」と茶目っ気たっぷりに言葉を投げかけてくれた。

松月(港区白金)のおでんなべ焼うどん

そして、念願のおでんなべ焼うどんが運ばれてきた。写真ではわからないが、ぐつぐつと煮えたぎった状態ですごく美味しそう。おでんを何倍にも美味しくする練りからしもたっぷり添えられている。

松月(港区白金)のおでんなべ焼うどん

おでん種はさつま揚げ2種、大根、玉子、こんにゃく、焼きちくわ、結び昆布。2種類のさつま揚げはふわふわのものと通常のものだ。練りからしが添えられた皿におでん種を移して食べ、うどんと汁はもうひとつ用意された別の器で食べる。別々でありながら一緒に食べるという新感覚、この素晴らしさはぜひ実際に体験してもらいたいものだ。コラボレーションを楽しみつつ、きちんとそれぞれの味を堪能できるのはおでんうどんの正しい食べ方なのではないかと思った。「七味唐辛子を入れても美味しいですよ」と促され、うどんの器に加えてみたが、これも素晴らしく美味だった。

お会計のときに調理場のふたりの女性から感想を聞かれたが、もちろん「とても美味しかった!」と伝えた。彼女たちは筆者の満足げな表情をみて嬉しそうに笑っていたが(どちらもマスクをしていたが)、それを見てこちらも嬉しく思った。お昼どきに行くと松月は満席だが、味のよさだけでなくお店の方々のあたたかい人柄がお客さんにきちんと伝わっているからだと思う。

高級、トレンド志向が尊ばれる白金で、本来の人情に篤い地域の素晴らしい気質をこれからも守り続けてほしいと思う。

松月の基本情報

白金 松月
〒108-0072 東京都港区白金5-7-12
03-3441-8584
定休日:日祝
営業時間:11:00~15:00, 17:00~20:00