鳴門巻きはピンク色の「の」の字が入った蒸し蒲鉾。おでん種のほかに蕎麦やラーメンなどさまざまな料理に利用されている。静岡県焼津市では全国消費量の9割を生産している。
サスウ篠宮商店のなると巻
サスウ篠宮商店は静岡県焼津で創業から90年以上卸業を営む商店だ。佃忠(池袋)など東京のおでん種専門店などでサスウ篠宮商店のなると巻を扱っている。
サスウ篠宮商店(静岡県 焼津)おでん種:なると巻
ヤマ正商店の上なると巻
ヤマ正商店は静岡県焼津市でなると巻を生産している。全国蒲鉾品評会にも出品されたなると巻は、モチっとした感触が印象的な魚のうまみたっぷりの品だ。
ヤマ正商店(静岡県 焼津) おでん種:上なると巻
カネ久商店のなると巻
カネ久商店は昭和28年(1953年)静岡県焼津で創業、なると巻のほかにちくわぶなどおでん具材やお正月用の食材を製造販売している。
カネ久商店(静岡県 焼津) おでん種:なると巻
カクヤマのなると巻
カクヤマは昭和12年(1937年)に静岡県焼津市でなまりぶし製造業として創業し、昭和25年から鳴門巻きの製造を続けている。品評会では過去2回、農林水産大臣賞を受賞している。
カクヤマ(静岡県 焼津) おでん種:マスヤマなると巻
佃忠蒲鉾店(向島)のなると巻
佃忠蒲鉾店(向島)のなると巻は静岡県焼津のサスウ篠宮商店のもののようだ。ほのかに褐色に染まっているが、ぎゅっと詰まったなると巻本来の味わいはきちんと残っている。