お花見でおでんと燗酒を楽しむ

お花見シーズンまっさかり。満開のソメイヨシノを鑑賞しながら、おでんを頬張る幸せは何ものにも代え難い。さらに燗酒を合わせれば言うことなし。今回はお花見でおでんを楽しむ方法やグッズを紹介したいと思う。

東京都北区王子:飛鳥山公園

熱々おでんを楽しめるスープジャー

暖かくなったとはいえ、外で宴会をするにはまだまだ寒い季節。やっぱりここはおでんのような温かい食べ物が恋しくなる。おでんを熱々のまま食べるのならば、スープジャーのような保温性のある容器が必須になる。

お花見おでん:THERMOS 真空断熱スープジャー 500ml

THERMOS(サーモス)の真空断熱スープジャーは本当に便利だ。家でおでんを詰め込んで、しばらく経っても熱々のまま保温してくれる。注ぎ口も大きいのでおでん種を切らなくても丸ごと入るし、写真の500mlのもので大根1つ、ちくわぶ2つ、練り物5種類くらいはらくらく入ってしまった。おでん汁も結構入るので、2人ぶんくらいなら十分な大きさだろう。ちなみにこの日は、渋谷区幡ヶ谷の大国屋のおでん種を詰め込んだ。
スープジャーはInstagramでもおでんのお弁当によく使われているのを目にするが、手軽なので定番になったのも頷ける。

燗酒を外で楽しむ

温かいおでんが楽しめるのなら、もう少し欲を出して燗酒も用意してしまおう。

お花見おでん:THERMOS 真空断熱スープジャー、Klean Kanteen TKPro

保温ボトルがあれば、燗酒をどこでも楽しむことができる。写真はKlean Kanteen TKProというボトルだが、ぶっちゃけ保温できればどんなボトルでもOKだ。

燗酒にする日本酒はうまみを感じる純米酒や本醸造が向いているそうだ。日本酒は熱するとアルコールの風味が強くなり、味が薄まってしまうが、純米酒や本醸造はうまみがしっかりしているため味がきちんと残るという。一方、香り豊かな大吟醸や吟醸は熱することで香りが飛ぶので向かないそうだ。

おかんメーター、Klean Kanteen Steel Cup 10oz

燗酒を簡単に作れるおかんメーター(タイジ)を一緒に持っていくと、燗酒がどのくらいの温度なのかを確かめられるので面白い。

日本酒を温める際には直火よりも湯煎で行うと味がまろやかになるという。水からでなくお湯の段階で日本酒を入れた耐熱容器を投入し、熱燗の温度となる60度前後で保温ボトルに入れ替えた。保温ボトルはあらかじめ中にお湯を入れて温めておくと保温効率がよい。これはおでんをスープジャーに入れるときも同様だ。

ちなみにカップはKlean KanteenのSteel Cup 10ozを使っている。10オンスは約296ミリリットル。ワンカップは220ミリリットルなので、7分目くらいまで入れるとちょうどよい。なお、これらの製品を手に入れたいときは製品名をコピペして自身で検索してほしい。東京おでんだねは商売目的ではないのでアフィリエイトもやっていない。よいものを本気でオススメしたい一心で運営しています。

花見の場で飲むときには上燗くらいの温度になって飲み口も柔らかくなっていた。桜を仰ぎながら、おでんを食べつつ燗酒を楽しむ。ああ、春っていいね。

燗酒とおでん汁で出汁割りを楽しむ

熱々のおでんと燗酒があれば、この組み合わせだって簡単に実現できる。そう、出汁割りだ。

出汁割り、Klean Kanteen Steel Cup 10oz

燗酒におでん汁を適量注ぎ、さらに七味唐辛子をかければ完成。ちなみに東京おでんだねのオススメする七味唐辛子はやげん堀の中辛だ。さらにこれは粉山椒を加えたマイカスタム。出汁割りは赤羽の丸健水産が有名だが、花見でもこんなに手軽に楽しめる。

今回、お花見をした場所は北区王子の飛鳥山公園。江戸時代からソメイヨシノの花見の名所として有名な場所だ。この近くには平澤かまぼこというおでん屋さんもあるので、そちらでおでんを楽しむのもいい。

暖かさと寒さが入り混じるお花見の季節。熱々のおでんと燗酒で心も身体も温まれば、桜の美しさをより楽しむことができるのではないかと思う。近所のおでん種やさんでおでん種を購入して、親しい友達や恋人、家族とお花見を満喫してほしい。

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