佃忠(池袋)が2024年3月閉業

西武池袋本店で営業していたおでん種専門店、佃忠が閉業した。

東京都豊島区池袋 西武池袋本店:佃忠(池袋)のできたておでん

平成22年(2010年)にオープンした佃忠(池袋)が2024年3月末をもって閉業した。おでん種専門店が姿を消して久しい池袋で、約14年の間手づくりの練り物を提供し続けた。

東京おでんだねの拠点は池袋だったので、佃忠(池袋)には非常にお世話になった。お店の記事はもちろん、調理方法の記事の際もよく利用していた。

佃忠(池袋)についての記事は「佃忠(池袋)のおでん種」や「佃忠(池袋)のできたておでん」をご覧いただきたい。

佃忠は初代店主は日本橋にあった「佃新」から独立して営業をはじめ、戦後に亀有へ移転した。二代目のご子息の3人は亀有向島田端でそれぞれ店を持ち、平成22年(2010年)に長男のご子息が池袋西武本店で営業を始めた。

佃忠 - おでん種専門店

佃忠はそれぞれ独立した店舗であり、商品や味は少しずつ異なる。池袋店に近い味は亀有だが、閉業を機に佃忠各店をまわってみるのもいいだろう。佃忠の歴史については「佃忠の系譜」という記事をご覧いただきたい。

豊島区には西巣鴨の増田屋があるが、休業しているため佃忠(池袋)の閉業によっておでん種専門店はほぼゼロになったといっていいだろう。池袋から近い店舗でいえば、板橋区中板橋にある太洋かまぼこ店がある。今後の選択肢のひとつとして覚えておくといいだろう。

佃忠(池袋)の今後については詳細がわかり次第、紹介したいと思う。

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