海外でもダイエット食として注目されるしらたき(白滝)。関西では「糸こんにゃく」という名が一般的。糸状のこんにゃくで、おでん種では崩れないように中央でくるっと巻いてある。コンビニのおでんでは、大根、玉子に次ぐ人気を誇るそうだ。
しらたきの95%は水分で、残りの5%は食物繊維のためカロリーが低い。それでいて、おでん汁がからみやすく、食べたときの満足感もあるので女性にも人気だ。また、練り物と違った食感を味わえるので、おでん種のバリエーションを増やすにはもってこいの具材だ。
丸佐かまぼこ店(堀ノ内)のしらたき
丸佐かまぼこ店(堀ノ内)のしらたきは干瓢で巻いてあるので食べやすい。大振りなので噛んだときの汁の量と満足感がすごい。
六幸食品のしらたき
六幸食品のしらたきは細すぎず太すぎずの標準的な太さで、汁をたっぷり含みつつもぷりぷりとした食感を楽しむことができる。通常680gでの販売。
六幸食品のなべちゃん
六幸食品のなべちゃんはあらかじめ巻かれた、いわゆる結び白滝だ。千住大橋にある山栄食品の結び白滝の「おなべちゃん」に名前が似ている。
山栄食品のおなべちゃん
山栄食品は千住大橋にある山栄食品は明治6年(1873年)創業の老舗で、創業以来ヒノキで作った「結わい草」という紐で白滝を結んでいるという。
山栄食品の手巻き白滝
山栄食品の白滝は太すぎず細すぎずのちょうど良い太さで、プリッとした味わいが楽しめる。
柳澤商店の小結びしらたき
柳澤商店の小結びしらたきは量販店でも販売しているが、佃忠(池袋)などのおでん種専門店でも販売している。大きさは小さすぎず大きすぎずでちょうどよいサイズだ。
柳澤商店(墨田区 向島)おでん種:小結びしらたき
木村屋豆腐店の結び白滝
木村屋豆腐店の結び白滝は長くなっているため結びやすい。ほかの白滝よりも細く繊細で、汁をよく含んでくれる。
木村屋豆腐店(葛飾区 立石) おでん種:結び白滝
メイショウの結び白滝
埼玉県東所沢のメイショウは昭和45年(1970年)に西東京市のひばりが丘で創業、小売向けに販売を行ってきたが、最近では業務用にも力を入れている。
メイショウ(埼玉県 東所沢) おでん種:結び白滝
神戸物産の手結こんにゃく
神戸物産は業務用食品の販売をおこなっている大手のチェーンストア。すでに結ばれているので、おでん鍋に投入するだけでいい。
神戸物産(兵庫県加古郡) おでん種:手結こんにゃく
グリンリーフの国産有機小巻き白滝
グリンリーフはこんにゃくの生産日本一を誇る群馬県昭和村のメーカーで、有機栽培と添加物不使用をうたっている。
グリンリーフ(群馬県昭和村)おでん種:国産有機小巻き白滝
佃忠(池袋)のしらたき
佃忠(池袋)のしらたきはほどよい太さと房の大きさで、しっかりとおでん汁を抱きこんでいる。定番ながら、必ずラインナップに加えておきたい。v
丸忠かまぼこ店の結び白滝
丸忠かまぼこ店の結び白滝はとてもボリュームがあるのでおでん汁をよく吸ってくれる。しらたきをうまく結ぶのは結構コツがいるので、おでん種やさんで用意してくれているとありがたい。