がんもどきは潰した豆腐に歯ごたえのある野菜(ニンジンやレンコンなど)を混ぜて油で揚げたもの。円盤状の形をしている。おでん以外にも煮物に入れたり、単体でも主役となり得る。
名前の由来は雁の肉の味を模したことから「がんもどき」だという説がある。ポルトガルのフィリョースが語源の「飛竜頭(ひりゅうず)」という別称もある。
汁をよく吸うので、おでんとの愛称は抜群。おでん居酒屋で出される定番でもある。
増田屋蒲鉾店(西巣鴨)のがんも
増田屋蒲鉾店(西巣鴨)のがんもは肉厚の食感が幸福感を満たしてくれる。ふかふかとしながらも、ぎっしり密度があり、おでん汁とよくマッチしている。
丸忠かまぼこ店のがんもどき
丸忠かまぼこ店のがんもどきはたっぷりとおでん汁を抱き込んでいて、口に含むとおでん汁と豆腐のうまみが混じり合ってとても美味しい。
福島屋のがんもどき
厚みのある福島屋のがんもどきは、豆腐がみっちりと詰まっていて食べ応えがある。
増田屋蒲鉾店(堀切)のがんも
増田屋蒲鉾店(堀切)のがんもは均整のとれた丸い形が特徴だ。人参や根昆布、ねぎが入っている。噛むとじゅわっとおでん汁が溢れ出す、満足度の高い品だ。
増田屋蒲鉾店(堀切)(葛飾区 堀切) おでん種:がんも
マルイシ増英の手作りがんも
マルイシ増英の手作りがんもは、マルイシ増英のWebサイト(現在停止中)によると足立区北千住の千住大門商店街にあるお豆腐屋のがんもを仕入れているそうだ。
大国屋(柴又)のがんもどき
大国屋(柴又)のがんもどきはじんわりクタクタの食感に仕上がり、味が染み込んでとても美味しい。スナックのような食感のがんもどきがあるが、こちらのような手作りの雰囲気を味わえるほうが美味しく感じる。黒ごま、人参、切り昆布が入っている。
佃忠(池袋)のがんも
佃忠(池袋)のがんもはふっくらボリュームがありシュークリームのようだ。おでん汁を適度に吸いながらも豆腐のうまみをたっぷり残している。佃忠(池袋)の手作りではないが吟味して仕入れてきたものだとわかる。
神茂のがんも
神茂のがんもはひとくちサイズの可愛らしい形状をしている。大手量販店で販売されている。
とうふ処 杉原のがんもどき
とうふ処 杉原のがんもどきは切り昆布と人参が香りと歯ごたえのアクセントになっている。
とうふ処 杉原(江東区 三好) おでん種:がんもどき
木村屋豆腐店の小がんもどき
木村屋豆腐店の小がんもどきは定番の切り昆布、黒ごま、人参がふんだんに入っていて香りがよい。豆腐も肉厚ながら密度が濃く、大豆の美味しさにあふれている。
木村屋豆腐店(葛飾区 立石) おでん種:小がんもどき
木村屋豆腐店のがんもどき(銀杏)
木村屋豆腐店のがんもどき(銀杏)には椎茸のほかに銀杏が入っていて、そのままおつまみとして食べても美味しい。
木村屋豆腐店(葛飾区 立石) おでん種:がんもどき(銀杏)
木村屋豆腐店のがんもどき(椎茸)
木村屋豆腐店のがんもどき(椎茸)はたくさんの椎茸が入っている。椎茸はだし汁にしっかり漬け込まれたものだ。銀杏と同様に、そのまま食べても美味しい。
木村屋豆腐店(葛飾区 立石) おでん種:がんもどき(銀杏)
埼玉屋食品の小がんもどき
埼玉屋食品の小がんもどきは黒ごま、人参、切り昆布とスタンダードな具材だが、豆腐の味がしっかりしていてとても美味しい。
埼玉屋食品(葛飾区堀切) おでん種:小がんもどき
増田屋(立石)のガンモ
増田屋(立石)のガンモは黒ごまと刻み昆布などが入ったスタンダードなもの。小さすぎず大きすぎず、一人前としてはちょうどよいサイズだ。