もち巾着は袋詰の中でもっとも有名なおでんの代表選手。油揚げの中に餅を詰め込み、干瓢で口を閉じたもの。熱々なので火傷しないように注意。
丸佐かまぼこ店(堀ノ内)のもちきんちゃく
福島屋のもち巾着
九州屋蒲鉾店のもちきんちゃく
九州屋蒲鉾店のもちきんちゃくは餅のボリュームたっぷりで食べ応えじゅうぶん。油揚げがしっかりおでん汁を抱き込んでいるので、口に含んだときにじゅわっと汁があふれてくる。
丸忠かまぼこ店のもち入りきんちゃく
丸忠かまぼこ店のもち入りきんちゃくはお餅がおでん汁に溶け合って優しい味わいとなっている。巾着を割るとたっぷりのおでん汁が溢れてくる。
佃忠蒲鉾店(向島)のきんちゃく
佃忠蒲鉾店(向島)のきんちゃくは餅だけでなくウズラ卵と白滝も入った贅沢な逸品。餅が通常の半分程度なのでお腹に溜まりすぎず、白滝がおでん汁を吸い込んでいるためじゅわっと汁があふれてくる。
後藤蒲鉾店のきんちゃく
後藤蒲鉾店のきんちゃくは真っ白な餅が巾着いっぱいに詰め込まれていて優しくも満足感のある味わい。それでいてほどよい大きさなので、胃袋を圧迫することはない。
増田屋かまぼこ店(綾瀬五丁目)のもちきん
増田屋かまぼこ店(綾瀬)のもちきんは定番のスタイルを踏襲した堅実な味わい。店主とおかみさんでがひとつひとつ口を結んでいるそうだ。その姿を想像するとやさしい味もあいまって、実家の母に向けるような感謝の気持ちがわいてくる。
大阪屋の巾着
大阪屋の巾着は餅のほかに鶏肉が入っている。単調になりがちな餅巾着に肉のうまみを加味され、しつこくならない味の調和が素晴らしい。
平澤蒲鉾店のもちぶくろ
平澤蒲鉾店のもちぶくろはいわゆる餅巾着だが、餅と一緒に入れられた刻み昆布がよいアクセントとなっている。また、焼きちくわを細切りにしたものが一緒に巻かれている。