すり身の練り物に紅生姜を混ぜて平たく揚げたおでん種。華やかな色が乏しいおでんの中に入れると、紅色がなんとも美しい。
紅生姜の歴史は古く、江戸時代頃から関西を中心に作られてきたそうだ。梅干しを漬けた後に残る梅酢を無駄にしまいと、生姜を漬け込み保存食として天ぷらなどに活用してきたそうだ。
桧山水産(東新小岩)のしょうが天
桧山水産(東新小岩)のしょうが天は紅生姜の鼻にツンときてふわっと抜ける清涼感が気持ちよい。
福島屋の生姜天
福島屋の生姜天は紅生姜ではなく、通常の生姜を使用しているのでヘルシーな雰囲気。シャキシャキとした噛み心地と爽やかな芳香が素晴らしい。
マルイシ増英のしょうが天
マルイシ増英のしょうが天は小判揚げの種類で一番人気なのだそうだ。紅生姜のさっぱりとした風味と、みじん切りにした玉ねぎの甘さがちょうどよいバランスだ。
八幡屋のしょうが天
木の葉型の八幡屋のしょうが天は紅生姜の色合いが美しく、清々しい香りが食欲をそそる。スタンダードなおでん種ながら、ぜひ押さえておきたい。
佃忠(池袋)の紅しょうが揚
佃忠(池袋)の紅しょうが揚は紅生姜のみのシンプルなおでん種だが、紅生姜によって魚のすり身のうまみが引き立って、そのクオリティの高さを感じることができる。
小田原屋のしょうが
通常のしょうが天は紅生姜のみ入っていることが多いが、小田原屋のしょうがは切り昆布も入っている。おでん種としては珍しい組み合わせだが、お互いの長所が引き立ち相性がよい。紅生姜のすがすがしさ、昆布の味わい深い歯ごたえと風味が素晴らしい。
増英蒲鉾店の生姜天
増英蒲鉾店の生姜天は、魚のすり身のもっちりした食感に生姜の爽やかな香りがよいアクセントとなっている。生姜の香りが最後まで飽きさせず、美味しくいただける。
佃治(つくはる)のしょうが
佃治(つくはる)のしょうがは紅生姜が辛いくらいにたくさん入っている。浅く揚げたすり身に赤い色の組み合わせが美しい。
梅屋蒲鉾店の紅生姜揚げ
梅屋蒲鉾店の紅生姜揚げは混ぜ込まれた紅生姜が控えめで、魚のすり身の味を引き立てる名脇役を演じている。
蒲眞のショウガ天
蒲眞のショウガ天は扇状の形に整えた魚のすり身に紅生姜を加えたおでん種だ。非常にオーソドックスだが、逆にすり身のうまさが強調される。
平澤蒲鉾店のしょうが揚
平澤蒲鉾店のしょうが揚は白い魚のすり身に移った鮮明な朱色が美しい。生姜の爽やかな風味が心地よい。
よね屋のしょうが棒
よね屋のしょうが棒は生姜好きの常連客のリクエストによって生み出されたという。紅生姜以外に具材が入っていないので、ガツンと生姜の辛みが効いていて美味しい。
丸佐かまぼこ店(荏原中延)のしょうが入り
丸佐かまぼこ店(荏原中延)のしょうが入りは扇型の形をしており、ふわりとした魚のすり身が特徴だ。練り込まれた紅生姜の香りがほどよいアクセントになっている。
丸佐かまぼこ店(荏原中延)(品川区荏原中延) おでん種:しょうが入り
丸佐かまぼこ店(堀ノ内)のしょうが入り
丸健水産の生姜天
丸健水産の生姜天は肉厚で食べ応え抜群。生姜の爽やかな風味によって、さらに食欲がわいてくる。
丸石蒲鉾店のしょうが天
丸石蒲鉾店のしょうが天は少し小振りながらも生姜の風味を味わうには十分な大きさだ。
神茂の大判生姜天
神茂の大判生姜天は名前のとおり、ふたりで食べるなら半分に切れば十分なくらいに大きい。
柳屋蒲鉾店のしょうが揚
柳屋蒲鉾店のしょうが揚は一口サイズの可愛らしい大きさで食べやすい。
武田惣菜店のしょうが天
武田惣菜店のしょうが天は春菊が入っているが、とにかく生姜の芳香がたまらなくよい。
大国屋(京島)の紅生姜揚
大国屋(京島)の紅生姜揚は花柄の形が非常に可愛らしい。千切りの紅生姜がたくさん入っていて清々しい味わいだ。
えびすや蒲鉾店(蓮根)の紅しょうが天
えびすや蒲鉾店(蓮根)の紅しょうが天は小さな三角の形が可愛らしい。
えびすや蒲鉾店(蓮根)(板橋区蓮根) おでん種:紅しょうが天
増田屋蒲鉾店(堀切)のしょうが揚
増田屋蒲鉾店(堀切)のしょうが揚は扇型の形をしている。ねぎと紅生姜が入っており、爽やかな風味が魚のすり身の美味しさをしっかりと引き立てている。
増田屋蒲鉾店(堀切)(葛飾区 堀切) おでん種:しょうが揚
蒲吉商店の生姜天
蒲吉商店の生姜天は木の葉のような形をしている。生姜とすり身のバランスがよく、定番らしい安心感がある。
太洋かまぼこのしょうが揚げ
太洋かまぼこのしょうが揚げは紅生姜の色が美しい定番のおでん種だ。さっぱりとした爽やかな香りが心地よく、魚のすり身の味を引き立てている。